最強の縁結び、最古のパワースポット。出雲大神宮

「丹波に出雲といふ所あり、大社をうつしてめでたくつくれり。」

これは兼好法師著『徒然草』第236段の冒頭です。
教科書にも載る程の有名な話なのでご存じの方もいるかと思います。
この“出雲といふ所”が、こちらの出雲大神宮のことなのです。
どこにあるのかといえば、出雲大神宮は京都府亀岡市にある神社。
京都出身の私も正直、全く知りませんでした。
しかも、亀岡市の千歳町出雲無番地という良い感じの田舎です。
車でも市内から大分走りました。
人里離れたこの地に、なんと飛鳥時代に創建されたというこの出雲大神宮ですが、
ものすごいパワーのある場所なのです。
私どもが生まれる何世紀も前から祀られている神社なのですから、
当たり前といえばそうかもしれません。色んな時代を経てこられたのでしょう。

「出雲大神宮」は各界有名人も認めるパワースポット!

そもそも出雲大神宮が知られるようになったのは、スピリチュアルカウンセラーの江原氏や、
風水師のDr.コパ氏などが「京都一のパワースポット」として紹介されてから、運気UP、縁結び、スピリチュアル好きな方の間で評判になったらしいです。

それからは、口コミで評判を呼び参拝者が増加していったと言われてます。
観光客など来ることのない古い神社だったのですが、近年は綺麗に整備もされて参拝もしやすくなっています。

さて、この出雲大神宮は、先ほど少し触れたように、神社の裏にある御影山が御神体。
この山自体が大きなパワースポットとなっているのです。
山中にはいくつか磐座(いわくら)があり、そのパワーを授かることが出来ます。

中でも本殿裏の磐座は、パワーが集中している出雲大神宮のパワーの源ともされ、
熱心に通う人も多いとか。

龍神の滝。

少し上にある上ノ社。
私は、この社がとても好きです。静かで、(御影山自体が静かですが。)美しいのです。

御神体である御影山には社務所で入山許可を得ないと入れないエリアがあるのですが、
今回私は行けなかったので、次回必ず行きます。
一番山の上にある磐座、国常立尊(くにとこたちのみこと)を祀っている場所です。
ここへ行くためには社務所にて名簿に名前を書き、タスキを借りて入山しましょう。

美しい御影山の森林。
夏は涼しく、秋は紅葉が美しい。神々しい空間であり、まさにパワースポットでしょう。
時代も時間も感じさせない不思議な異空間といった感じすらします。

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