【南区編】区ごとに個性的な京都の街をご案内!

北区、上京区、左京区、中京区、東山区、山科区、下京区、南区、右京区、西京区、伏見区。京都市は11区から構成されており、各区にさまざまな歴史的な背景や観光名所などがあります。

 

観光でいらっしゃる皆様は、あまり区ごとに京都を見つめられる機会はないかもしれませんが、各区の魅力を少し紐解いてみようと思います。今回は、このウェブマガジンを運営する私たちの拠点がある南区について。

 

南区は京都の南の玄関口に位置しており、代表的な観光名所としては東寺が有名です。正式には「教王護国寺」と言い、平安京の遺構として唯一現存する貴重な場所です。境内に国宝や重要文化財が多数あり、五重塔もその一つです。世界遺産にも登録されており、京都に来られた際にはぜひ立ち寄りたい名所ですね。

 

六孫王神社も人気のスポットの一つです。平安時代中期に建立され、清和天皇の六男の息子ということで六孫王と呼ばれた、源経基を祀っています。春には桜が咲く「隠れた桜名所」として知られているようです。

 

ほか、京野菜として有名な「九条ネギ」は、南区九条地区が主産地であったことからその名前がつけられています。京都府により「京の伝統野菜」に指定されており、現在は南区に限らず京都府下各所で生産されています。ルーツを辿ってみると面白いですね。

 

京都のカルチャーシーンを牽引するミニシアター「京都みなみ会館」も南区にあります。上映されるタイトル・企画が個性的で、映画好きに愛される映画館です。

 

観光とは離れますが、南区は京都を代表する企業が多く本社を置く地域でもあります。産業振興拠点として整備されてきた経緯があり、ものづくりの本拠としての「らくなん進都」と呼ばれています。

 

さて、ざっと南区の特徴をご紹介してみました。京都市は少し足を伸ばせば山間部にも遊びにいくことができますが、まちなかはコンパクトです。区を紹介するかたちで記事にしてみましたが、あっちこっち色んなスポットに遊びにいってみてください。

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